あの幻の花咲ガニってどんなカニ?
わざわざそれを食べるためだけの旅行ツアー「花咲ツアー」というものがあるくらい人気の花咲ガニ。聞いたことはあると思いますがどのようなカニなのか知っている人は少ないかもしれません。
どんなカニ?
- タラバガニに似ています。それもそのはず、ヤドカリとかタラバガニの仲間です。とげが鋭く、普通に手でつかもうとするとケガをします。殻は非常に硬いので調理するときには注意が必要です。
- 茹でると花を咲かせたような赤い色に染まるので花咲ガニと呼ばれたとか、そもそも花咲ガニが多く水揚げされた根室の港が花咲港だったからだとか色々いわれがあります。
- ベーリング海からオホーツク海沿岸、サハリン、千島列島で、北海道周辺では納沙布岬から襟裳岬付近の太平洋側と、根室半島のオホーツク海側に生息しています。
- 根室沖でわずかしか取れないので長い間、北海道でしか流通しませんでした。そのため、特に本州の人にとっては、幻のカニとも呼ばれています。
どんな味?
- タラバガニの仲間ですが、味はだいぶ違います。濃厚な甘い香りが特徴で、その独特なうまみにとらわれた人は花咲ガニをNo.1に押す人も多いそうです。
- 一般的にはボイルするのが一番おいしいと言われていますが、みそ汁に入れると、癖のある味がみそとマッチして大変おいしいそうです。「鉄砲汁」と言います。
- 食べるのは大人のオスです。メスは取ることを規制されていますので非常に貴重です。幸運にも見つけられたらぜひ試してみてください。
- メスについている内子(卵巣)、外子(卵)は美味とされ、多くの愛好家がそれ欲しさに、丸々一匹買いをするほどです。
いつ食べるのが美味しいの?
- カニなのに冬ではなく、夏から秋が旬です。資源保護の観点から漁期が限られており、釧路は3月15日〜7月31日、根室では7〜9月となっていますのでその期間とその後が美味しい時期です。
どこで売っているの?
- 私が確認した限り、次の8ショップで扱っています。ただ品切れが多く、「幻の・・」というのが分かりました。
- 時期が限られたカニなので、売り切れの場合は悪しからず。
冷凍ボイル 1kg 6,000円(税込・送料別) |
冷凍ボイル 1.2kg 8,500円(税込・送料別) |
冷凍ボイル 1.2kg 9,800円(税込・送料別) |
冷凍ボイル 1.2kg 6,480円(税込・送料別) |
冷凍ボイル 1.2kg 4,536円(税込・送料別) |
冷凍ボイル 1kg 5,500円(税込・送料別) |
冷凍ボイル 1〜1.5kg x2杯 11,800円(税込・送料別) |
冷凍ボイル 0.8kg 4,800円(税込・送料別) |
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*価格は、2018年11月23日時点。
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