ズワイガニむき身の選び方
家族でお祝い、年末年始はカニ鍋!なんて時、ズワイガニは最高です。
しゃぶしゃぶで食べたら、あの甘くて、ふわふわの身が・・・たまりません!
しかも、鍋でも、焼きガニでも、天ぷらでも、バター焼きでも雑炊でも、色々ズワイガニを堪能できます。
でも、殻をむくのが面倒だし、中身がスカスカじゃないかと心配だし、それに高いし・・・。
なーんて方にはズワイガニのむき身(ポーション)はピッタリですね!
- あらかじめ殻が取ってあって、しかもカットまでしてあるからほじくり出す手間がいらない。
- しかも、肉が見えているので、スカスカで身入りが全然!なんて失敗する可能性も低いし。
- それに、カットしてあるってことは調理の手間が省けるってこと。殻の片付けも楽だから、いいことづくめですよね。
と思って、通販ショップを見ると、一口にむき身(ポーション)と言っても色々ありますよね。
脚(あし)に爪もあるよ?、M・2L・3L・6L?、んっ?バルダイ種?
どれを選んだらいいのでしょうか?
そもそもポーションって何?
- ズワイガニやタラバガニをバラして食べやすいようにカラをはずし、ゆでずに急速冷凍したものです。そのまま鍋に入れたりしゃぶしゃぶにしたりするだけなので、その気軽さからほとんどのお店で売れ筋商品になっています。なお、ほとんどショップのポーションはお刺身では食べられないと記載されてます。
- ポーションというのは英語で「一部」、「部分」の事です。「丸のまま」ではなく、あらかじめカットした「一部分」ということでしょうか。
脚か爪か爪下か?
- 断然、脚です!値段が安いので、爪でもいいかと思いがちですが、同じ重さでも食べられる身の量が全然違います。カットしてあるとはいえ、脚と比べると爪部分は殻の割合が多いですよね。かには殻が重いですので、同じ重さの商品でもその分、身が少ないってことです。
- 脚だけを売っている店多いですよね。ただ高いです。最初は爪肉も混ざったスタンダードな方を試してみて、気に入ったら脚肉だけを買ってみてはいかがでしょう?
- 爪か、爪下なら、爪下も悪くないです。安い割に「爪」よりは身が多いですですから。そもそも爪下は脚ですしね。
- 店によっては、肩肉だけを安く売ってます。味は変わりませんが、むくのが面倒でない人には良いと思います。
2Lとか3Lとか6Lとかってどのくらいの大きさ?
- 業界規格ではなく、それぞれのショップの判断で決められるので、ショップ間では比較できません。
- 「あのお店では2Lと言っていたけど、こっちのお店では6Lだから、こっちの店の方が大きい」とは言えません。
- ただ、同じお店の中で比べるなら明らかに数字の大きい方が、身が大きいと言えます。
大ズワイガニ?
ズワイガニには、本ズワイガニの他に、大ズワイガニとベニズワイガニがいます。
- ズワイガニ。=「本ズワイガニ」です。普通何も書いていなかったらズワイガニ=本ズワイガニです。
- オオズワイガニ(バルダイ種)。ロシア産のものが多く、身が大きく甘みがあるので、よく「しゃぶしゃぶ用ポーション」として売られています。全水揚げ量の2%しか取れないため、幻のズワイガニと呼ぶ人もいます。
- ベニズワイガニ。日本海、ロシアなどで獲れ、生の身は甘みが強く、身の詰まった紅ズワイの刺身は本ズワイガニ、大ズワイガニ以上に美味しいと言う人もいます。兵庫県の香住(カスミ)では漁港で水揚げされた紅ズワイガニを香住ガニとしてブランド化しているくらいです。
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