カニみそをもっとも堪能できるカニは?
お答えする前にまず、カニみそって何なんでしょう?
カニみそとは?
中には、カニミソってカニの脳ミソと思っている方も結構多いのではないでしょうか。
実は、カニミソとは、かにの中腸腺を食材として扱うときの呼び名です。
中腸腺といっても聞きなれないと思いますが(私はそうでした)、 「肝臓に相当する栄養摂取にかかわる多様な生理機能と、膵臓に相当する消化液分泌機能をあわせ持つことから、肝膵臓とも呼ばれます」とのことです。
難しすぎてよく分かりません・・・。要は、日常見かけるものに例えると、イカの塩辛を作るときに用いられる「ワタ」の部分とか、サザエの「肝」と呼ばれている緑色の部分に相当するんですって。
なるほど美味しいはずです。
大きなくくりでは、レバーやフォアグラの仲間とのこと!
確かに、言われてみれば、カニミソのなめらかな濃厚さ、クリーミーな味わい、レバーやフォアグラに似ている気が・・・。
カニミソを味わうならどのカニ?
まず、タラバガニは除外です。タラバガニはズワイガニや毛ガニとは異なり、ミソがもともと少なく、加熱しても固まりません。そのため、ゆでている間にミソが流れ出てしまい身のうまみをそこねてしまいます。そこで多くのお店ではゆでる前にみそを抜いてしまうんだそうな。
ということで、カニミソをたべるなら、ズワイガニや毛ガニがおすすめです。
そして、カニミソの濃厚さ、クリーミーさでいうとやはり、ズワイガニより毛ガニ!という人が多いようですね。
毛ガニのカニミソは、カニミソの王様といわれるゆえんかもしれません。
量もカニみその方が満足できます。これは必ずしも毛ガニの方がカニみそが多いということではなく、身の大きさに比べてカニみそが多く感じるということかもしれません。
ズワイガニは70pにもなる脚をもっています。一方、毛ガニはせいぜい20−30pと小さいです。なので、毛ガニは身とカニみその量のバランスが一番良く、食べごたえがあるように感じるのです。
なお、各ショップに最もカニみそを楽しめるサイズの毛ガニはどのくらいの大きさか?聞いたところ、「600g」くらいの大きさのものが最もみそが多く感じるとのこと。
逆に1sクラスの特大型になると身の量は多いけれども、それに応じたみその量があるかというと個体差が激しいとのことでした。
へえー。
最後に最高にカニみそを堪能できる毛ガニの中でも最高級を扱うお店のご紹介です。
450gx2杯 5,980円 値段・保証◎ |
400gx2杯 8,400円 実績◎ |
400gx2杯 7,200円 保証◎ |
700gx1杯(400gx2杯相当) 8,000円 (セール価格7,500円) 実績◎ |
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*値段はすべて税込・送料別。2018年11月23日時点。
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