実食レポート_北釧水産、ついに登場!

実食レポート_北釧水産、ついに登場!

かにと言えばボイル冷凍もの。「活」きてるかにを扱っている業者は少ないですよね。それだけ鮮度管理が難しいのでしっかりした専門業者でないと手が出せません。

 

一方、活きてるカニというとどういうイメージでしょうか?「浜ゆでの味!」、「鮮度抜群!」といった印象の他に「自分でゆでるの面倒くさそう」といったネガティブなイメージもありますよね(私はありました)。

 

そこで、どれだけ美味しいのか?どれくらい面倒なのか?実際体験してみました。

 

 

 

どこの業者?

北釧水産

活(かつ)ガニを調達したのは北釧水産という業者。こちらはは北海道釧路市にある創業40年を超えるカニ専門卸です。

 

カニ専門業者ならではの厳しい目利きによる仕入れはもちろん、長年の経験を持つ熟練職人によるゆで上げ、発送まですべて自社で行う安心の業者。

 

 

 

この業者は期間限定で「活」ガニを扱っています。しかも、毛ガニはもちろん、ズワイガニタラバガニも全部。これは他の業者ではありえない!くらいすごいことです。

 

それだけ、新鮮さにこだわりを持っているという事なんでしょうね。いやが上にも期待が高まります。

 

そこで、どれだけ美味しいのか確かめたいと思い、お取り寄せしてみました。

 

家にきた!

 

お取り寄せしたのは、こちらの「活」毛ガニ、500g、5,200円。最も仕入れの難しいと言われている毛ガニでその実力を計りたいですよね。それにやっぱりカニみそ!

 

 

早速ネットで、例えば11月10日に注文すると11月13日には期日指定で届けてもらえます。

 

クロネコヤマトの宅急便のクール宅急便の「冷蔵」で届きます。どんだけ元気なんでしょうか?

 

 

北釧水産

 

 

北釧水産

 

意外と厳重に梱包されています。

 

 

北釧水産

 

 

このビニールの中におがくずが入れられていてその中にいます。今少し脚が動きました!

 

「活きてる!」(当たり前なんですが・・)

 

北釧水産

 

  • ジャーン!これが活ガニ(かつがに)です。が、そんなに元気がありません・・。よくテレビで見るような「口から泡をはいて」のような元気がありませんでした。お店の方が「息も絶え絶えになっているかもしれません」とおっしゃってましたが、その通り。大丈夫なんでしょうか?
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  • とは言え、全然冷凍ものと色が違います!茹でてないので当たり前なんですが、殻が透き通るような色味をしていますね。新鮮さが感じられます。

 

北釧水産

 

ちなみにこれが冷凍ものの毛ガニ。

 

 

 

北釧水産

 

まずは計量。私が買ったのは500gの毛ガニでしたが、535gありました。合格ですね。なお、同封されていた説明書によると茹でると7〜8割の重さまで減るそうです。

 

調理してみた!

 

  • さっそく茹でてみたいと思います。同梱されていた塩を入れて18分間茹でます。
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  • なお塩の量は1リットル当たり45gの塩を入れるように書かれています。「すごい多い!」気がしたので、Googleで調べると、やっぱり!他が推奨している塩分濃度は3〜4%。45g入れるという事は4.5%ですから、やっぱり濃すぎ?でも、「熟練の職人」の言っていることだから、と信じて「ドサっと」入れてみました。2リットルのお湯だったので90g。なお、お塩は150gくらい同梱されてます。
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  • なお、カニを茹でるときに使ったお鍋は普通の家にもある中くらいのサイズのもので全然問題ありませんでした。

 

 

北釧水産

  • ゆでた後どれくらい重さが減っているのか計ってみました。491g。1割弱くらい減りましたけど、「7〜8割」にはなりませんでしたね(もちろん、お湯切りはしっかりしました)。
  • 解体して完成です。解体は超熱いのでちょっと冷ましてからやりましょうね。甲羅を開けようと胴体を持つとすごい熱い!ですからお気をつけを。

 

 

食べてみた!

 

さあ、いただきます!
上が今回の活ガニ。下が以前試した「ボイル冷凍毛ガニ」。どちらも最高級の「堅ガニ」です。
北釧水産

 

北釧水産

 

  • 身はどちらもパンパンに入ってます。で、違いは、みずみずしさ!上の写真の活ガニの方がつやつやしていて「テカり」具合が違うんです。写真では分かりにくいかな。
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    北釧水産

     

  • 食べた感じも、まったくパサパサしてない!噛むと「ジュッ、ジュッ」と身からうまみがにじみ出してきます。
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  • 弾力も段違い。よく身が「プリプリ」とか言いますが、こういう事だったんですね。冷凍ものとはまったくの別物と知りました。
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  • 塩加減もばっちりでした。全く塩辛くありませんでした。さすが職人の技!

 

 

感想

  • 衝撃の美味しさです。実は、今回一緒に「エゾバフンうに」も注文してたのですが(後述)、最初うにをつまみ食いした時には「かにより美味しい!」と思っちゃったんですけど、こちらを食べ始めたらウニの事をスッカリ!忘れました。そのくらい夢中になる美味しさでした。
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  • 心配していた「面倒くささ」は「逆に冷凍ものの方が面倒くさいかも」と思うくらい簡単でした。ゆでる時、活きてるので「かわいそう」と罪悪感にかられますが、味付けも説明書通りに入れるだけですし、茹でる鍋も500gでしたらどこの家庭にもある大きさのものがあればまったく問題ありません。むしろ、解凍の仕方次第で身が「パサパサ」になりがちな冷凍ガニの方がよっぽど気を使うので面倒だなと思いました。

 

北釧水産さま!非常に美味しくいただきましたありがとうございました。

 

 

番外編

実は毛ガニを買うときに、北釧水産さんの扱う他の海産物、うにとか、いくらとか、かきとか、に目移りしちゃって、それでついに我慢できず「エゾバフンウニ」の「生うに塩水パック」をぽちっとクリック、買っちゃいました(旦那に後でちょっと怒られましたが・・・)。

 

北釧水産

 

ちなみに、「塩水うに」とはミョウバン等を加えたりせず、そのまま塩水につけた自然のままの無添加うに。それだけに本当に新鮮でないと出荷できないものだそうです。

 

もともとウニのミョウバンの味が嫌いで食べられなかった私が、あるお寿司屋さんですすめられたのが「塩水うに」。その美味しさが衝撃的だったのでぜひ食べたいと思っていたら、今回偶然の再会!今回かにと同じくらい、すごい楽しみにしていました。

 

 

手巻きずしにして、一口。

 

たまりません!

 

北釧水産

 

 

調子に乗って夢の競演やっちゃいました。これは、いくらの味が勝っちゃうのでやめた方がいいかも・・。

 

北釧水産

 

 

ぜひお試しを!

 

 

 

北釧水産

 

 

 

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